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2014年ブログを見てくださった皆さまありがとうございます。

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今日は大晦日です。2014年も後残すところ数時間です。 このブログをどのような方が見ていてくださるのか分かりませんが、ログ解析上は少しづつ見てくださる方が増えています。日本だけでなく、アメリカやフランスからも見てくださる方がいらっしゃる。チェコ共和国、ウクライナ、イギリス、インド、ポーランドからも誰かが見てくれる。2週間程度のログだけで、1年を通せば世界中の国の方が見てくださっているのだろう。1年間ありがとうございました。 FacebookやTwitterもやっていて、そっちの方が手軽なのでどうしてもそれで済ませてしまいがちですが、このブログは別の意味で大切だと感じています。 今年こんな事がありました。 競合する他社の窒化フライパンを使ってる方から、通常に使用しているフライパンの表面が欠けてメーカーに問い合わせたのですが「製品には問題が無い」と言われて納得がいかないという方から相談を受けました。その写真がこれです。 確かに数か所欠損が見られます。考えられるのはスピン加工(ヘラ絞り)していると鉄の素材がまれに力が掛かる事で剥がれるように層に分かれていて、調理中に硬いモノが当たった時に剥がれる事があるのか?頑張って考えても理由が良く分かりませんでした。 私達の鉄フライパンは特許を取っているので製造方法をも違うのですが、私達の製品よりはるかにメジャーな製品なので不思議です。また、お客様からこのような症状を報告されて最低でも製品の交換をして回収した製品を調べるべきですよね。 うちではスタッフ全員に製品を使ってもらっていますが好評です。スタッフも少なからず販売にも関わってもらっているの事が強みだと思っています。 工業デザイナーとしてアンテナの部分でこのブログは機能していると思っています。鉄フライパンとコーヒー用品は特に反応や問い合わせが多いです。 2015年も「緩く」頑張ります。よろしくお願いします。

THERMOSのコーヒーメーカー使用して1年過ぎました。

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このブログで紹介したTHERMOSのコーヒーメーカー使用して1年過ぎました。 前にも紹介 した通 り、以前は同じTHERMOSのこれより古い機種を使っていました。その前はBRAUNのコーヒーメーカーを使っていました。デザイン的にはBRAUNが好きでした。ディーター・ラムスのデザイン哲学が好きですから。 ただ、コーヒーメーカーとしては「煮詰まる」のはダメです。よって保温式のTHERMOSが良いです。デロンギとかのコーヒーマシーンも良いとは思いますが、構造上の不安と結局普通のローストした豆で普通に(お湯の量的に)飲んで美味しいわけないので現実的にはこれがベストだと思っています。 前の機械に比べて良く改善してあります。ポットの口も広いので女性なら内部も洗えます。男性でも手の小さい人ならなんとか洗えます。ただ、蓋の構造的に内部に水がたまりやすい。これは改善するべきでしょう。 ぜひ改善して欲しいところは、ポットをセットした状態(写真)だとポットの口が開いた状態で保温効果が著しく低下します。ドリップしているときは開いていないと内部にコーヒーが入りませんが、ドリップが終わったら口は閉じて欲しいです。ただ、これも故障の可能性もあるわけでメーカーが採用しないのも理解できます。 よってうちの事務所ではドリップが終わったらこのような状態です。上部は湿気が多いので乾燥させるようにしています。 蓋の上部をみてください。6個の穴から少しづつお湯が注がれます。ハンドドリップに似た構造となっています。音でしか判断できませんが、旧型に比べてお湯を落とす速度などに工夫があるように感じます。内部のドリッパーは一つ穴で機械が判断したタイミングでコーヒーを落とすようです。メリタ式に近いのではないでしょうか。メリタは実際90秒で落ちないのでTHERMOSの方が理想に近いかもしれません。 コーヒーマシンで粉っぽいコーヒー飲むよりはTHERMOSの方が良いと思います。事務所では都度手引きのミルで挽いていますが、やはりコーヒーは豆の鮮度が味に与える影響が一番だというのが私の感想です。 ドリッパーやフィルターの違いよりも焙煎してからの時間、挽いてからの時間、カフェのコーヒーは美味しいのは豆が新鮮だからです。自家焙煎で使う分だけローストしていればそれだけで美味しいと

富山デザイン会議その2

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先日の富山デザイン会議の写真を頂いた。 まずは分科会。私が参加したのはモノづくり部会で萩原さんが座長を務められた。 なんかちょうど話しているところ。 デザインをテーマにした会議自体参加したのは多分初めて。皆さん難しい言葉を使うし真意も理解できていなかった。 向こう側の一番右側が私。隣は広田さん。 ちょうど発言しているタイミング。急に振られたので思ったようには答えられなかった。 部会の座長を務められた萩原さんのまとめ方というか姿勢が非常に勉強になった。萩原さんとは何度かお会いしているし、話を聞いたこともある。凄く丁寧に纏まられていた。 デザイン会議と言ってもデザイナーは意外と少なくて、デザインはデザイナー以外の領域に広がっていると率直に感じた。

富山デザイン会議からの企業訪問

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昨日の富山デザイン会議に続き、富山の企業を訪問させていただいた。 事前に富山総合デザインセンターの吉田さんと調整して、絹織物の松井機業、おりん製造の小泉製作所、設計事務所とインテリアショップの五割一分を見学させていただいた。 中でも松井機業はとても素敵な工場でした。私自身繊維産業に興味がある。 歴史を感じさせる外観から覗くオシャレな店舗。 絹を通して光が柔らかな演出。 ストールや 小物等。元々はふすま紙等を作っていたそうだ。薄く透ける感じが素敵。 ランチョンマット的に使っていたする。 こちらは工場。 織物工場を見たことがあまりないので、比較できる経験が無いのですが、とても魅力的に感じました。 和紙を織り込んだこんな布も素敵。 しばらく、編物や織物について勉強してみようと思う。

富山デザイン会議に参加しました。

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富山デザイン会議というのが有り、デザインディレクターの桐山さんにお声がけいただき参加しました。 凄いメンバー。JIDA理事長の田中さん(GK)をはじめ著名な方々に混ぜていただいた。驚いたのは、初めてお会いする方のほとんどがFD STYLEの黒いキッチンツールを知っていた事とそれを通じて私の事も知っているという事。以前から面識のある高田レノムス高田社長には「初めて見た時美しいスタイリングに驚いた」と言っていただいた。社交辞令としても嬉しい。 写真は全体会議だけれど、この前に3つの部会に分かれ会議が有りました。 私は「ものづくり部会」に参加しました。座長は萩原修さん。 それ以外に、「コミュニケーション部会」「マネージメント部会」が有ったのですが、全体会議の報告を聞く限りどこでも内容にはそれほどの違いは無いようでした。 自分ではFD STYLEでやってるものの背景を伝えたり、販売したりする行為はデザイナーとして邪道と思ってきましたが、この会議の中では、産地と消費地を繋ぐ人としてクリエイティブファシリテーターの重要性が指摘され、また産地で活動するデザイナーの重要性や単にスタイリングの作業をデザインとして考えるのではなく、もっと広げて流通まで関わる事もデザイナーの役割であるという認識が示され、正にFD STYLEが実践してきたことは現在の日本に置いてデザイナーの最も進んだ役割であると感じる事が出来てうれしかった。 会議の後は懇親会会場(カーブユキノ)へ。 挨拶をする、田中JIDA理事長。その左が石井富山県知事、右はデザインディレクターの桐山さん。 翌日も富山県内視察予定。 それにしても、この2年間の活動、各展示会や新潟ロビーのおかけで多くの方とすでに面識のある状態であった。FD STYLEを通じて、私のデザイナーとしての認知度が上がっているのには驚く。これも一緒に働く加藤さんや八町さんのおかげ。自分一人だったら絶対にこんな事になっていない。ほとんど地方だけで活動するデザイナーとしては結構知られてきているかもしれないと実感している。もっと責任も果たせるようになりたい。

すっかり投稿していませんでした。

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久々の投稿になってしました。 最近は「ブログ見てます」と言っていただける事が多くなってきました。 ありがとうございます。 友達に「誤字多いからちゃんと校正したら」と指摘されますが、ダイレクト入力なんです。 読みにくくてごめんなさい。 昨日は捧工業(ささげこうぎょう)という会社へ寄ったところ、面識のある和平フレイズの方が工場見学していて付き合って見せてもらいました。 和平フレイズさんのラパーゼという料理研究家 有元葉子さんがプロデュースする製品です。それの水切り籠をつくる工場がここ。 ラパーゼの水切り籠はすごく手の込んだ作りなのです。何故なら、ほぼ縦方向のワイヤーだけでつくられている点です。専用の治具に1本ずつワイヤーをセットして数本単位でスポット溶接します。 上の写真がスポットしているところ。 ラパーゼは4本の太い足がついていますが、写真は足をスポットしているところ。 治具で取り付けた後に調整して削ったりして微調整もしているそうです。 この工場で別の製品をつくってるのですが、凄く手間のかかる事をしてくれる良い工場です。

グラフィックデザイナーの経験者を募集しています。

いま、一緒に働いてくれるスタッフを募集しています。 商品の開発から参加して、商品カタログやパンフ、パッケージをデザインする仕事です。 Webの方も担当してもらいますが、サポートします。 イラストレーターやフォトショップは使えないと困ります。 印刷会社などでデザインやオペレーションなど基本的な技術をマスターされた方だとうれしいです。 詳細については、会社のホームページでご確認ください。 是非、よろしくお願いします。 エフディーの求人

何故デザインをするのか?

何故自分はデザインをするのか? もちろんデザインが好きだし、素敵なデザインのプロダクトが好きです。 更に言えば、私のデザインが周りの人を笑顔にするのが好きです。 最近ある人から「萩野さんは FD では無く萩野光宣として露出するべきだし、その方が分かりやすく伝わるのではないか?」とアドバイスされました。 自分のしたいことは何か?一緒に働くスタッフにも聞かれるときがあります。自分は何の為にデザイナーをしているか、考える時も多いです。 あまり親しくありませんが、身近な人物に爪切りで有名な諏訪田製作所という会社の小林社長がます。小林さんは「鍛冶屋がかっこよく見えるようにしたい。」と話していました。単なるビジネスではなく「鍛冶屋自体がかっこよく見える」ため働いていると、深くは聞いていませんが、確かに SUWADA が実現している事は鍛冶屋がかっこよく見える為の行為に見えます。 SUWADA の爪切りは信じられないくらいディテールにこだわり常に改良を加えています。私には全く関係ないが「悔しい」と思うときがありました。製品だけでは無くパッケージや社屋の創り込みに関しては、ビジネスと考えてやれることでは無いなぁと感じています。 自分が生み出した製品を常に改良しイノヴェーションし続ける。ロングライフデザインとは単に長く生産する事ではなく成長し続け事だと思います。でもそれは、単なるデザイン事務所ではやれない事と感じていて、でもそれをやってみたいと思うようになっている自分がいる事もあり、モノの流通に関われれば関わるほど、理想を掲げる事と現実のギャップを感じてしまったりします。 それが目的ではなくても、ビジネスとして成立させることから生まれる。 今回 FD STYLE として「湯たんぽ」発売する。今までもキッチンツールやゴミ拾いトングなど販売してきたので誰も疑問に思わないかもしれないけど、大きなターニングポイントになる製品です。すべての判断を自分たちで行った製品だからです。 たった 3 人の事務所で地球の裏側にもデザインしたモノが売られるようになり、次のステップとして自分たちの経営資源ですべての判断を行う製品を作り流通させるところまで来られました。 私がなぜデザインするか?(誤解されそうですが)モノを売りたいわけでは

「伝える」事の重要性。

自慢にもなりませんが、23年も工業デザイナーをやってきました。務めていた時を足せばもっと伸びますが。 8年くらい前からFD STYLEという名前の製品プロデュースプロジェクトを行い、試行錯誤をしながら今日、少しではあるけれども認知されてきた。 中でもこの2年の広がり方は自分でも驚く。 何が違うかというと2年前に入社した加藤歩美というグラフィックデザイナーの影響が大きいと思っている。 工業デザイナーはメーカーに近くて「良いものをつくれば分かる」という風に考えがち。少なくとも私はそうだ。本当に良いものなら手にしてもらったり、使ってもらえば分かってもらえると。 でも、そんな事が少ないのが日本やアジアの市場だと感じている。ヨーロッパやもしかしたら違う文化圏では異質に感じる部分からか説明が少なくても伝わる部分が多いと感じているし、実際私達の製品も2010年にはヨーロッパで色々取り上げてもらった。 今や市場にはモノが溢れ、どれもちゃんとデザインされ、仮に海外製であっても品質の高いものも多くなっている。 新潟に住んでいるので、よく米に例えるのだけれど、米粒をみて違いが分かるかと言ったらプロはともかく一般の人にはわからない。ご飯になっても絶対にわかるか?と考えると、炊き方や様々な要素が加わり少なくとも私には分からないかもしれない。 「魚沼産コシヒカリ」見たいな「ブランド米」が流行った時も有る、今でもブランドとしては有ると思うが、ネットの浸透も有り、誰がどの様に作っているという細かな情報が伝えられるようになると、「ブランド」には陰りが見られ、本当の情報が直接伝える事で支持してもらうお米が本物として受け入れられてきている。その為に田植えや稲刈りといった作業に参加できる機会を設けたりしている人も多いし、それ以上にそうした事を上手に伝えている。 今回の湯たんぽはカバーにそのエネルギーの多くを注ぎ、加藤が担当してデザインされた。正直いって糸を使った製品のデザインが初めてだったし「織」と「編」を意識したのも、カバーをつくってもらったフォルツさんの工場を見せてもらってからでした。 この2年で多くの人に知ってもらえたFD STYLEは、ヴィジュアルを通じたイメージと的確に整理された情報が奇麗に表現されていたからだろうとあらためて感じています。 伝える技術

グッドデザイン賞について

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グッドデザイン(Gマーク)という制度についてご存知でしょうか? デザイン振興会によれば87.7%の人が認知していて、58.5%人が受賞した製品やサービスに魅力を感じているそうです。 私自身はこの数字に疑問を感じています。 確かに「知っている」人は多いでしょう。ただ正しく知っているでしょうか? 以前は通産省(現在の経済産業省)が主催し、日本の工業製品のデザイン面でのレベルアップのために設けられた賞でした。現在は国の事業を離れ公益財団法人日本デザイン振興会が主催しています。 何故、国の事業でなくなったか、それは国がデザイン振興を直接行う必要がなくなったからでしょう。だだ、何かしらのデザイン振興自体は必要なのでデザイン振興会が運営しているのだと思います。 GOOD DESIGNのホームページを見ると、手続の説明や応募を募る為のグッドデザイン賞の効果(はじめに書いたような数字)といった説明ばかりでよく見ないと大切な事が伝わりにくいと思います。 古くて新しい「DESIGN」という考え方や時代と共に変化する役割等グッドデザインが果たすべき役割については動画などを見ないと分からないし、通産省時代のグッドデザイン賞のイメージのある人には伝わりにくい内容ではないかと思います。 私はもちろん、審査員でも関係者でもありません。私は自分で応募(手続き)するので落ちるの嫌だしよく読んでいるから分かるにすぎません。 工業デザインではIFやred dot等が有名ですが、私は外国語が苦手なので主催者が何をテーマにしているのか分からないので出品できません。 今年は審査委員長の深沢直人さんが「心地」の質をテーマに上げています。文脈を読み解き自分の担当した製品がふさわしいと思わなければ参加しません。一般の人は知らないかもしれませんが多くの賞は自分から出品し、掛かる費用は自己負担です。受賞しなければ費用負担分マイナスだし、受賞しても自分のデザインのポイントがずれていては意味などありません。 心地の質以外にも、デザインが解決しなければならないテーマが挙げられています。そのテーマに対してどの様なアプローチをしたか短い文章にまとめなければなりません。ここが肝心で出来上がった製品が外見上いかに素晴らしかったとしても、主催者

湯たんぽその2

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湯たんぽの準備も佳境に入ってきました。 カバーのタグが付きました。 マジップ のカバーの時もそうでしたがこの「タグ」意外と難しいのです。 生産数量が多ければ良いのでしょうが、数が少ないと難しい。 ニットをつくっているフォルツさんに自分で用意した方が良いと言われ、色々調べて東京で個人でシャツなどをつくっている方にお願いして1000枚作ってもらいました。 金属製品以外の柔らかいものは、少しstyeのロゴを変えて見ました。全体的に女性に好まれるようにデザインを具現化する作業は加藤が担当しています。 こんな感じに。最終製品の位置はもう少し上になると思います。 白はこんな感じ。 品質表示もつきました。 手洗いできます。綿糸にこだわり、編み方にも拘りました。肌触りとか風合いみたいなものが使い込むうちにどのように変化するか楽しみです。もちろん、カバーのみの販売も行います。 来年以降もカバーのバリエーションは増えていく予定です。 今年のファーストロットモデルは、白と黒。 凄い時間と手間をかけ私達が用意した数量350個。少ないのか多いのか分かりませんが、現時点で280個までは決まっています。こうして考えてみると私達の「物販」はビジネスでも何でもない数量ですね。デザインだけしている方が安心です。 今回は複数の産地で、私達が中心になり製品をまとめる、というところが初の試みです。物を作るとか売るとか簡単そうで当事者じゃないと分からない事やその過程にある問題などを実感する事でデザインの難しさを知りました。絵を描くだけで良いデザインだとか売れるとか唱える事に疑問を感じてどんどん深みにはまっているような気もしますが頑張り。 当然グッドデザインにエントリーもしています。こちらの発表は10月1日です。

グッドデザインの審査で思う事。

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グッドデザインの二次審査がはじまったそうです。ビッグサイトに並べられた出品作品と搬入の風景ですね。グッドデザインのFaceBookからの写真です。 私も会場へ行き自分で搬入したいのですが、なかなかスケジュールが合いません。でも出来れば会場へ行自分で設営しながら空気感を感じたいですよね。 出品者によって、単純に製品を置くだけでなく、パネルや並べ方に工夫が有って勉強になりますよね。もちろん審査の結果に影響はないのでしょうが、気持ちの問題でしょう。 ところが、新潟県の出品者は三条の会場へ自動的に割り振られます。 同じくグッドデザインのFaceBookからの写真です。 近くで出品出来て便利で嬉しいでしょうか?私には理解できません。私のように地方在住で活動してるからこそ中々かなわないけど、全国のレベルを知りたいし感じたいので、自動的に新潟県の出品者は三条会場になる事が嬉しくはありません。 新潟県の方も会場へ行、刺激を受けられたほうが良いと思うのです。 高校球児は甲子園だったり、サッカーだったら国立だったり全国だからその場所に並びたい(立ちたい)という気持ち無いでしょうか?近くで便利なのでしょうか?何故新潟県だけなのでしょうか? まぁ結果には変わりがないでしょうし、近くて便利というのも分からないわけではありませんが、是非関係各位には考えてほしいです。利便性だけでなく感じる事が大切だという事も。関係者が我慢してくれないと改善されないという事実を。 よろしくお願いします。

ふたたび湯たんぽについて。

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トングが発売されてもう一つこの夏準備しているのが湯たんぽです。 この湯たんぽは、FD STYLEの鉄フライパンやコーヒーポットをつくってもらっているツバメテックさんで作ってもらっています。ツバメテックさんは燕市にあり、ステンレスや鉄の器物や炊飯ジャーの内釜なんかをつくっています。いわゆる深絞りやぐるっと輪のように加工する製品が得意です。 ステンレスを扱いながらも鉄の加工もしてくれます。 左から2人目の神子島会長と3人目が神子島社長。特に会長に引き出しが多いので色々教えてもらっています。この、会長から小さな(165cm/直径)の湯たんぽが有るのだけど売ってくれないかと依頼を受け、昨年から準備してきました。 それが、この湯たんぽです。もちろんFD仕様に改良してもらっています。今年の冬1シーズン色々使てみて「意外と良い」と感じました。どこがというとコンパクトなのにちゃんと実用になる所です。普通に布団で使って朝まで暖かさをキープできました。(もちろんぬるくはなりますが) ちゃんと湯たんぽとして使えるって事は、コンパクトな本体だから例えばスポーツ観戦や会社だったりに持っていけるのではないかと考えました。 その上で、外に持ち出せるようなデザイン性に優れたカバーをデザインすれば良いと考えました。いろいろ調べると、例えば エフスタイルさん なんかも湯たんぽカバー作ってるし、無印なんかにも湯たんぽカバーは有って、でも湯たんぽとカバーをちゃんとデザインしてる製品って無いと思いました。つまり、湯たんぽという極めて工業製品的なものと、カバーの様な縫製品は一緒には考えられていないという事です。 湯たんぽは金型の投資や製造ロットなどの制約があるので、①大量生産した安価なものに丁寧に作られたカバーを付けるか、②丁寧に作った湯たんぽにおまけ程度のカバーを付けたもの、しかありません。 ちょうどそのころ、FD STYLEの手拭いをお願いしている 藤岡染工場さん へ遊びに行って藤岡専務と話しているときに藤岡さんが最近開発している日東紡さんの話になり「FDさんでもキッチン関連で布巾の生地使えませんか?」と言われました。日東紡さんは昔から布巾(赤いふちどりした)を製造していて知られています。私が「布巾と言えば手ぬぐいのライバルじゃないですか!」と専務にいうと「ま